こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通信講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「行政法の条文を効率よく覚えるのに良い方法は、どんな方法でしょうか?」

 

そこで、今回は「行政法の条文を効率よく覚える3つの方法」について解説していきます。

 

行政法の条文を効率よく覚える方法は、次の3つです。

1.試験によく出る条文から覚える

2.具体例で覚える

3.問題を解きながら覚える

 

順番に、解説していきます。

 

1.試験によく出る条文から覚える

行政法は、これまでに出題された条文が再出題されることが一番多い科目なので、これまでによく出題された条文から優先的に覚えていくのがおすすめです。

試験によく出る条文が、本番でも出たら、その問題はボーナス問題なので、確実に正解できるようにしておきたいです。

どの条文がよく出題されているかは、ホームページにある「条文・判例データベース(行政法)」で確認できます。

 

2.具体例で覚える

条文を丸暗記するよりも、条文が使われる具体的な場面を想像しながら覚えるのがおすすめです。

たとえば、行政手続法の聴聞なら、ラーメン屋が食中毒を出したという理由で営業許可の取消し処分を保健所から受ける前に、保健所の会議室で、ラーメン屋の店長と保健所の職員、それに主宰者の3人がいる場面を想像しながら、各条文を見ていくとその条文がどういう風に使われるのかを具体的にイメージできます。

条文を覚えるための具体例なので、その具体例が正しいかどうかは関係ありません。

(自分が覚えやすければ、何でもOKです)

 

3.問題を想定しながら覚える

意外とこの視点を忘れている人は多いですが、条文を覚える目的は「問題に正解するため」です。

ただ条文を暗記するのではなく、「もし自分がこの条文で問題を作るとしたら、どの部分を問題にするだろうか」ということを考えながら条文を覚えるようにすると、効率よく覚えることができます。

慣れてくると、条文にも、問題に出やすい条文と、問題に出にくい条文があることに気付くようになるので、そうなったら合格は近いです。

 

今回は、行政法の条文を効率よく覚える3つの方法についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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