こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通学講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「文章理解の並び替えは、どのような手順で解けばよいでしょうか?」

 

そこで、今回は「文章理解の並び替え問題を解く手順」について解説していきます。

 

行政書士試験の文章理解では、「並び替え」問題がよく出題されます。

並び替えは、順番がばらばらになっている文章を並び替えて、正しい順番になっている選択肢を選ぶ問題です。

文章理解は3問ありますが、そのうち1問は並び替えの問題になっていることが多いので、並び替えを解く手順が身につくと、一般知識の足切りラインを安定して超えるために役立ちます。

 

並び替えを解く手順は、次のようになります。

1.並び替える文章の「指示語」に注目する(これ・それ・あれ・どれ)

2.1の指示語が何を指しているのかを考えて、その言葉が含まれている選択肢を探す。

3.「接続詞」(しかし・また等)があれば、それも参考にする

4.指示語や接続詞がない場合は、「同じ言葉」「似た言葉」があるかどうかを探す。

 

並び替えの問題では、指示語と接続詞に注目すると、文章の順番を絞れる場合が多いので、文章の全文を読む必要はありません。

もし、指示語や接続詞に注目しても、文章の順番が絞れない場合は、同じ言葉や似た言葉を探すと、文章の順番を絞れるようになっています。

 

また、並び替えの問題を解くときは、先頭から考える必要はありません。

たとえば、ア・イ・ウ・エと4つある文章の並び替えなら、先頭は4つのうちどれなのかと考えるより、内容のつながっている「組み合わせ」を探す方が楽に解けることもあります。

仮に「ア・ウ」が、内容的につながっていたら、「ア⇒ウ」なのか、それとも「ウ⇒ア」なのかは別として、「ア⇒イ⇒ウ」という選択肢は、アとウがつながっていないので、正解ではないということになります。

 

過去問の文章理解については、正解を導き出すまでの手順を意識して解説を作っているので、よろしければ、ホームページの過去問の解説をご覧ください。

 

今回は、文章理解の並び替え問題を解く手順についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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