文章理解の空所補充問題を解く手順（行政書士試験対策専門ブログ）

行政書士通学講座（個別指導）の受講者から、次のような質問をいただきました。

「文章理解の空所補充は、どのような手順で解けばよいでしょうか？」

そこで、今回は「文章理解の空所補充問題を解く手順」について解説していきます。

行政書士試験の文章理解では、「空所補充」問題がよく出題されます。

空所補充は、問題文の途中に空欄がいくつかあって、それぞれの空欄に入る語句の組み合わせを選択肢から選ぶ問題です。

文章理解は3問ありますが、そのうち2問は空所補充の問題になっていることが多いので、空所補充を解く手順が身につくと、一般知識の足切りラインを安定して超えるために役立ちます。

空所補充を解く手順は、次のようになります。

１．空欄のある1文を読んで、どの語句が空欄に入るのか検討する

２．１で空欄に入る語句が絞れない場合は、その前後の1文を読んで、どの語句が空欄に入るのか検討する。

３．１と２の両方で検討しても、空欄に入る語句が絞れない場合は、別の空欄に移る。

４．別の空欄で、１～３を繰り返す。

空所補充の問題では、空欄のある文章と、その前後にある文章を読めば、どの語句が空欄に入るのか絞れることが多いので、文章の全文を読む必要はありません。

もし、空欄のある文章と、その前後にある文章を読んでも、空欄に入る語句が絞れない場合、その空欄は難しい空欄なので、他の空欄に入る語句がわかれば正解できるようになっています。

語句ではなく、空欄に入る「文章」の組み合わせを選択肢の中から選ぶ問題についても、語句の場合と同じ手順で解けます。

過去問の文章理解については、正解を導き出すまでの手順を意識して解説を作っているので、よろしければ、ホームページの過去問の解説をご覧ください。

今回は、文章理解の空所補充問題を解く手順についてお話をさせていただきました。

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