こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通信講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「記憶方法として、紙に書いて憶えるという方法をとっています。そして、その紙を声に出して読んで理解を深めるといった具合です。この「記憶」に関して、他に良い方法はあるでしょうか?」

 

そこで、今回は「効果的に記憶する方法」について解説していきます。

 

記憶方法としては、紙に書いて、声に出して読むという段階で、次のように五感のうち3つを活用しています。

「書く」 ⇒ 手(触覚)と目(視覚)を活用

「音読」 ⇒ 耳(聴覚)と目(視覚)を活用

 

五感の残りの「嗅覚」と「味覚」は、試験勉強ではなかなか活用するのが難しいので、現在の方法で使える五感はすべて活用しています。

 

そのため、記憶方法としては、今行っていることで十分です。

後は、記憶についてのポイントとしては、次の2つがあります。

 

1.具体例と結びつける

丸暗記するよりも、具体的と結びつけて記憶すると、より記憶に定着しやすくなります。

たとえば、「申請に対する処分」と「不利益処分」を記憶するときに、この2つの言葉だけで覚えるのではなく、次のように具体例と一緒に覚えるようにします。

 

「申請に対する処分」

=ラーメン屋を始めるときに、保健所に営業許可を申請して、保健所が出す営業許可処分(Yes)か営業許可の拒否処分(No)

 

「不利益処分」

=食中毒を出したラーメン屋が、保健所から受ける半年間の営業停止処分

 

2.寝る直前に記憶する

寝る直前の情報から、優先的に脳は情報を整理するので、憶えたい内容ほど寝る直前に記憶するのが効果的です。

その日に勉強した内容で「これは覚えたい」というものを紙に書いて、寝る直前にその紙を見て(できれば音読もして)、それから寝るようにすると、効果的に記憶できるようになります。

 

他には、その日に解いて間違えた問題の中から「これは解けるようになりたい」という問題を、寝る直前に改めて解いてから寝るようにするのもおすすめです。

 

寝る直前なので、長い時間をかけて記憶する必要はありません。

紙に書く場合は、覚えたいものを2~3個書いたり、間違えた問題を改めて解く場合は、1問を解くなど、数分で終わる分量にするのがおすすめです。

 

今回は、効果的に記憶する方法についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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