こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通信講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「記述式の問題を解けるようになるまでには、どのように段階を踏んでいけばよいのでしょうか?」

 

そこで、今回は「記述式の問題を解けるようになるための2つの段階」について解説していきます。

 

記述式の問題を解けるようになるまでには、2つの段階があります。

1.記述式の問題に慣れる段階(インプット)

2.記述式の解答の書き方を身につける段階(アウトプット)

 

それぞれの段階について、解説していきます。

 

1.記述式の問題に慣れる段階(インプット)

記述式の問題は、5択の問題とは質の違う問題なので、まずは記述式の問題に慣れることが大切です。

具体的には、記述式の問題集を使って、問題文と解答を読みながら、解答は、問題文のどこがヒントになっているのかを確認していきます。

解答を音読するのも効果的です。

 

最近の記述式は、問題文の中に、解答を書くためのガイドがあることも多いので、その問題にガイドがあるかどうかは必ず確認します。

 

問題の質が違えば、問題を解くために必要な知識も変わってきます。

記述式の問題を解いた経験があるとわかると思いますが、解答が書けなかった問題でも、正解例を見ると「この知識は知ってる」ということは頻繁に起こります。

5択の問題を解くために必要な知識があっても、その知識で記述式の問題が解けるわけではないので、知識を記述式用に調整する必要があります。

 

この段階を飛ばして、いきなり記述式の解答を書こうと思っても、なかなか書くのは難しいです。

 

2.記述式の解答の書き方を身につける段階(アウトプット)

記述式の問題に慣れてきたら、実際に解答を書く練習をしていきます。

記述式の問題を解けないという場合は、実際に解答を書いた量が足りないことがほとんどです。

 

具体的には、記述式の問題集を使って、記述式の問題を1日3問ずつ解いていきます。

行政法1問、民法2問が理想です。

1日に解く量が3問なのは、試験本番の記述式で出題されるのが行政法1問、民法2問の合計3問だからです。

 

記述式の問題は、1日に何十問も解く必要はありません。

1日にたくさん解くよりも、少しずつでいいので、毎日コツコツと続ける方が書けるようになります。

 

もし、記述式の問題集にある問題と同じ問題が本番でも出題されたら、必ず正解を書けるように、記述式の問題集は何度も繰り返します。

初めはなかなか書けないかもしれませんが、練習を続けることで、必ず書けるようになります。

 

記述式の勉強をする期間は、短くても3ヵ月は欲しいので、遅くても8月には記述式の勉強に取り掛かることがおすすめです。

 

今回は、記述式の問題を解けるようになるための2つの段階についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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