こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通信講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「時間をかけて勉強している割には、なかなか得点が伸びません。勉強を効果的に進めるには、どうすればよいでしょうか?」

 

そこで、今回は「勉強を効果的に進める2つのポイント」について解説していきます。

 

勉強を効果的に進めるためのポイントは、2つあります。

「反復」と「メリハリ」です。

 

まず、「反復」について解説していきます。

反復は、字の通り、テキストを繰り返し読んだり、問題を繰り返し解くということですが、繰り返す「タイミング」が重要になります。

 

たとえば、問題を解いてから1ヵ月後に繰り返しても、1ヵ月前に解いた内容は忘れていることが多いです。

「こまめに繰り返す」ことで、こういった事態を避けることができます。

 

反復が必要な「間違えた問題」を例にすると、次のように反復するのがおすすめです。

① 解いて間違えた「翌日」にもう1回解く

② ①で正解できなければ、さらに翌日にもう1回解く

③ 正解できたら、「1週間後」にもう1回解く

④ さらに「1ヵ月後」に、もう1回解いて確認する

このように、短い期間で何度も反復することで、短期記憶から長期記憶に移行することができます。

 

また、既に理解している内容は、反復しても意味がありません。

たとえば、「1+1」を何時間解いても、算数の実力は伸びません。

 

反復が必要な内容は、次の2つです。

① 覚えたけど、理解が不十分な内容

② まだ覚えていない内容

 

「この内容は反復が必要なのか」ということを意識しながら勉強を進めると、より効果的な勉強になります。

 

次に「メリハリ」について解説していきます。

人間の集中力は長くは持たないので、こまめに休憩を挟んで脳をリフレッシュさせることが大切です。

「気がついたら何時間も過ぎていた」という場合は問題ありませんが、そうでないのに何時間も勉強を続けても、効果的な勉強にはなりません。

 

メリハリを考えるときに、一番参考になるのは、学校の時間割です。

学校の時間割は、ひとつの授業が終わったら、次の授業までの間に必ず休み時間がありますが、あれは、続けて授業を行っても効果的でないことがわかっているからです。

同じように、行政書士試験の勉強でも、時間割の考え方を取り入れることで、効果的な勉強ができるようになります。

 

基本は「30分~1時間」を1回の勉強の単位にするのがおすすめです。

例:30分勉強したら、休憩を5分挟む(家事をする)など

 

たとえば、テキストと問題集を勉強する場合は、テキストを30分読んだら、一旦休憩して、その後で問題集を30分勉強するようにします。

もちろん、予想模試を通して解くときは、続けて3時間計るのが一番なので、勉強する内容に応じて調整することはあります。

 

今回は、勉強を効果的に進める2つのポイントについてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

ステップアップファーストは、行政書士試験に合格するために、受講者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの試験対策を行う「個別指導」にこだわった行政書士試験対策専門スクールとして、10年間で多数の合格者を送り出してきました。

 

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